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防災情報 2023.5.22

『防災マニュアル』を参考に編集


はじめに

 2011年3月11日に発生致しました東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)につきましては、マグニチュード9.0(日本の地震観測史上最大)、死者・行方不明者が20,000人を超え、さらに地震だけではなく、津波や原発といった複合的な被害も加わった戦後最悪な震災でございました。津波の影響でご自宅を失った方々、原発の影響でご自宅に帰ることが出来ない方々等、現在もなお避難生活をしている方が数多くおられるのが現状でございます。

 過去においても、1995年に発生致しました兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、2004年に発生致しました新潟県中越地震等もまだまだ皆様方の記憶に残っていることと思います。

 今後、首都圏直下型の大地震も近い将来必ず発生するのではないかとの予測もされており、私達も万一に備えてしっかりと準備をしておかなければなりません。

 そのような災害時を見据え、私達一人一人が防災に関心を持ち、また災害に対する知識を事前に深める事ができれば、被害を最小限に抑える事ができるのではないかと考えております。

 そこで、日頃から防災に関する意識を高めていただき、またその重要性を知っていただく為、本マニュアルを作成致しました。

本マニュアルは、地震の基礎知識や皆様方がご家庭で事前に準備できるもの、地震発生時の対応や緊急避難場所・緊急連絡先等を掲載しておりますので、ぜひともご確認いただき、万が一の事態に備えていただきますよう宜しくお願い申し上げます。

(1)災害に備え、今できること

1.家族会議をしよう ☆ 地震の時に家族が慌てずに行動できるように、日頃から話し合い、情報を共有しましょう。

  ①時間帯によっての家族の在宅状況を確認

  ②家の中の一番安全な場所や地域の避難場所を確認

  ③非常持出品の場所を確認

  ④お互いの安否の確認方法を決定

  ⑤空襲予告がある場合には、日吉駅地下鉄空間が現実的選択肢

 

2.非常持出品や備蓄品を備えよう ☆ 災害が発生すると普段通りの生活ができなくなる事も考え、数日間生活できるだけの「備蓄品」や避難する時に持ち出す「非常持出品」を準備しておきましょう。

  ①目安として最低3日間程度の水や食料品を備蓄

  ②備蓄品については、消費期限を定期的にチェック

  ③万一の避難生活に備え、非常持出品は玄関や寝具室等、持ち出しやすいところに保管

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3.火災を防ごう ☆ 地震による火災が発生すると大きな被害をもたらします。火災を発生させない為に日頃からの備えが大切です。

  ①コンセント部分に水がかかり発火する恐れがある為、家電製品のそばに花瓶など、水の入ったものを置かない

  ②ガスコンロ周辺の棚等から燃えやすいもの(台布巾など)が落ちてこないようにする

  ③石油ストーブへの給油時に灯油をこぼさないよう注意する

  ④石油ストーブのそばに洗濯物やカーテン等、燃え移りやすいものを近づけない

  ⑤万一に備え、消火器の使い方を理解する

 

4.家具や家電製品の転倒・落下防止 ☆ 建物が無事でも、家具が転倒すると下敷きになってケガをしたり、避難経路を塞いだりするので転倒や落下の防止策が重要です。

  ①タンスや棚はL型金具等で壁や柱に固定する

  ②引き出しや観音開きの扉にはストッパー等を取付け、中身が飛び出さないようにする

  ③テレビやパソコンを台に載せている場合は、金具や耐震シート等で本体と台を固定する

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5.家具の配置を工夫する ☆ 家具の配置を工夫することも有効です。まずは手軽にできることから初めましょう。

  ①寝室や子供部屋、出入口付近にはできるだけ背の高い家具は置かないようにする

  ②就寝位置を家具から離したり、転倒しにくい方向にする

  ③重量のある家電製品はできるだけ低い位置に置く

 

6.管理組合書類等の保管場所を確認する ☆ 万一の緊急時に備え、管理組合の役員は、各種書類等の保管場所を確認しておきましょう。

  ①各種共用部分の鍵はキーボックス (メールボックス下)保管、管理組合保管(管理組合の理事長は別途一式を保管)

  ②防災備品は倉庫保管、管理組合保管


(2)地震に関する基礎知識  参考図表

○地震は、なぜ起きるのでしょう。…地震にはさまざまなタイプがありますが、日本で起こる地震には主に海溝型地震と直下型地震があります。1923年に関東地方に大きな被害をもたらした関東大震災や、発生が心配されている東海地震、東南海地震は海溝型地震のタイプです。また、記憶に新しい1995年の阪神・淡路大震災、2004年の中越地震は直下型地震と呼ばれるものです。

下図のように日本列島は4つのプレートがぶつかるところに位置しています。このプレートの境界などにひずみ(ストレス)がたまり、そのひずみが限界を超えると、岩盤に破壊が発生し衝撃が地表まで伝わり地盤を振動させて起こるのが地震です。

 

海溝型地震…海洋プレートが海溝に沈みこんで行く時、隣り合う大陸プレートをひき込んでいきます。こうしたプレートの引っ張り合いの結果、限界まで引き込まれた大陸性プレートが元に戻ろうと跳ね上がると海溝型地震が発生します。海溝型地震は震源が深い場合が多く、揺れが広範囲に及びます。

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直下型地震…内陸部でプレートそのものや地殻内部のひずみにより、地殻にひびが入るように壊れることがあります。こうした破壊が都市部の地下で起きた場合と、活断層がずれた場合に直下型地震が発生します。直下型地震は海溝型に比べ震源が浅いため、狭い範囲が激しく揺れる特徴があります。


(3)地震の揺れと想定状況

○震度とマグニチュード…震度は、地震動の強さ(地盤の揺れの強さ)の程度を表すもので、震度計を用いて観測します。震度は、震度計が置かれている地点での観測値ですが、同じ市町村のごく近い場所でも地盤などの違いによって異なり、軟弱な地盤の上では揺れが強くなり、震度が1程度大きくなることがあります。また、震度は通常地表で観測していますが、中高層建物の上層階では一般にこれより揺れが大きくなります。震度が同じであっても、対象となる建物、構造物の状態や地震動の性質によって、被害が異なる場合があります。

 また、マグニチュードとは、地震のエネルギー規模を表す単位で、地下で発生した地震そのものの大きさを表すものです。マグニチュードはエネルギーの対数をとったものですので、マグニチュードが0.2大きくなるごとに、地震の規模は約2倍になります。マグニチュードが大きな地震ほど、大きなエネルギーが放出されます。

(4)地震発生時にとるべき行動 *地震が発生した場合は、まず身の安全を第一に、次のような行動を心がけましょう。

1.地震発生(揺れが続いている状態)

 ①まず、自分の身の安全を図る(テーブルの下や柱につかまるなどで安全を確保する)

 ②あわてて外に飛び出さない

 

2.地震発生(揺れがおさまった状態)

 ①火の始末(落ち着いて火の始末)

 ②出口の確保(建物が歪んでドアが開かなくならないように開け放つ)

 ③テレビやラジオ等からの情報収集(正しい情報を入手)

 

3.地震発生 ~ 3分経過

 ①家族の安否を確認

 ②隣近所で声を掛け合い、安全を確認

 ③ケガ人等の把握(ケガをした人や介護が必要な人がいれば、協力して救護を行う)

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4.地震発生 ~ 10分経過

 ①自衛消防組織の情報を確認

 ②避難時、車は絶対に使用しない

 ③火災が発生したら、大声で知らせ初期消火

 

5.地震発生 ~ 数時間~3日経過

 ①水や食料は各家庭の備蓄品でまかなう

 ②災害情報や被害情報の収集

 ③壊れた建物には近づかない

 ④地域を含めた助け合いの心が大切


(5)火災発生時にとるべき行動 *火災が発生した場合は、まず大声で近隣に危険を知らせ、次のような行動を心がけましょう。

1.早く知らせる ☆ 大声で「火事だー」と叫び、近隣住民に知らせる。声が出なければ、やかん等を叩き異変を知らせる。

 

2.119番通報は正確に ☆ 小さな火災でもすぐ119番通報する。慌てず正確に所在地を告げる。

  ①まず火災であることを伝える

  ②場所(住所)、建物の種類(マンション・戸建)は

  ③脱出できないでいる人の有無やケガ人は

  ④火災現場付近で目印になるものは

 

3.天井に火が燃え上がるまでが限度 ☆ 一般的には、出火から3分以内に天井に火が燃え移り、初期消火のレベルを超えてしまいます。自分達で消火するならば、出火から1分~2分が限度です。

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4.天井に火が燃え移ったらすぐに避難を ☆ 出火から一棟火災になるまで約10分と言われています。天井に燃え移ったら、あっという間に火は燃え広がってしまいます。天井に火が移ったら無理せず、すぐに避難しましょう。

 

5.出火原因に対する対応

 ☆ たばこから火が出たとき

  ・消火器がある場合は、燃えている場所にかけて消火する。燃え残りがないよう、後で水をかける。

  ・消火器がない場合は水をかけるしかないが、水も使えない場合は、たばこを覆えるほどの大きさのものをかぶせ、足で踏んで消す。

 ☆ コンロで油なべに火が入ったとき

  ・可能であれば、ガス栓かコックを閉める。

  ・なべに合った蓋を手前から滑らすようにしてかぶせる。

  ・消火器がある場合は、なべのふちや壁に向かって消火液をぶつけ反射させながらかける。(*直接、なべの中をねらってかけると油が飛び散って危険!)

  ・消火器がなければ、シーツなど広い布をぬらして、大きく広げて手前からかぶせていき、空気を遮断して油温を下げて消火する。

 ☆ 電気・電熱器具から火がでたとき

  ・プラグを抜くかブレーカーを切り、消火器で火元に向けて噴射する。絶対にいきなり水をかけたりしない。

  ・テレビの場合も消火器が効果的である。急激に冷却されて爆発することもあるので、慌てて水をかけない方がよい。

  ・消火器がない場合は布団をかけたまま水をかける。布団をはぐと空気が入って燃え広がることもあるので注意する。

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6.避難時のポイント

   ・初期消火が無理ならすぐに避難する。

   ・子供やお年寄り、身体の不自由な方をまず避難させる。

   ・火災が広がらないよう燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を絶つのが有効。

   ・原則として階下へ避難する。

   ・ぬれたハンカチやタオルで口や鼻を押さえ、低い姿勢で避難する。

   ・炎の中を通り抜けなくてはならない場合には、ためらわず一気に走り抜ける。

   ・濡れたシーツやタオルで頭を覆ったり、水をかぶると身体を守ることができる。

   ・逃げ遅れた人がいる場合、すぐに消防士に知らせる。

(6)集中豪雨発生時にとるべき行動

1.正確な情報収集と自主的避難を

 ☆ ラジオやテレビで最新の気象情報、火災情報、避難情報を収集しましょう。

 ☆ 雨の降り方や浸水の状況に注意し、危険を感じたら自主的に避難しましょう。

 

2.安全な避難路を

 ☆ 避難路には広い道路を選び、側溝や水路に転落しないように注意しましょう。

 ☆ 河川沿いの道路や橋は危険ですので避けて通りましょう。

 

3.車での避難は避けて

 ☆ 自動車での避難は緊急車両の通行の妨げになりますので、特別の場合を除きやめましょう。

 

4.浸水時の水深に注意

 ☆ 歩ける深さは男性で約70cm、女性で約50cmまでです。水深が腰まであるようなら無理は禁物です。高所で救援を待ちましょう。

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5.お年寄りなどの避難に協力を

 ☆ お年寄りや子ども、病気の人は、早めの避難が必要です。近所のお年寄りや子ども、病気の人などの避難に協力しましょう。


(7)災害発生後に管理組合が行う業務

1.居住者の安否確認を

 ☆ 管理組合で保管している居住者名簿等に基づき、居住者の安否確認をしましょう。(*各階の居住者の安否確認を誰が行うのか、事前に決定しておきましょう。)

 

2.一人暮らしのお年寄りなどには協力を

 ☆ 一人暮らしのお年寄りやケガをされた方には、みんなで助け合い協力しましょう。

 

3.マンション敷地内の巡回を

 ☆ 災害によって破損している箇所や危険な箇所等がないかを確認しましょう。

 

4.正確な情報収集を

 ☆ ラジオやテレビで最新の情報を収集しましょう。

(8)ご家庭の非常用持出品と備蓄品

1.非常用持出品とは、 ☆ リュックサックに入る程度のもので避難する際、持って行けるような物です。下記の物などを基本に、家族構成により追加(赤ちゃんがいる場合は、粉ミルクや哺乳瓶等)し、すぐに持ち出せるようにしましょう。

  ①貴重品 ■現金 ■印鑑 ■預金通帳 ■保険証 ■免許証など

  ②ラジオ ■携帯ラジオ ■予備電池

  ③照明器具 ■懐中電灯 ■予備電池 ■ろうそく ■ライターなど

  ④各種道具 ■缶切り ■栓抜き ■ナイフ ■割り箸 ■ロープなど

  ⑤救急・衛生用品 ■各種医薬品 ■生理用品 ■ティッシュペーパー ■石鹸など

  ⑥非常食品 ■缶詰 ■乾パン ■ビスケット ■チョコレート ■飲料水など

  ⑦衣類関係 ■下着類 ■タオル ■軍手 ■雨ガッパなど

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2.非常備蓄品とは、 ☆ 避難生活や被災した状況での生活に対して備えておくための物です。

  ①水(飲料水として一人一日3リットル3日分を目安)

  ②燃料 ■卓上コンロ ■携帯コンロ ■固形燃料など

  ③食料品 ■米 ■乾燥ご飯 ■カップ麺 ■梅干しなどを中心に3日分を目安

  ④その他 ■使い捨てカイロ ■ビニールシート ■生活用品 ■毛布 ■寝袋など

(9)ご家庭の防災用品チェックリスト

1.非常食品 ■飲料水 ■乾パン ■缶詰 ■カップ麺 ■乾燥ご飯 ■梅干し ■チョコレート

2.救急セット ■ばんそうこう ■消毒薬 ■ガーゼ ■包帯・三角巾 ■体温計 ■はさみ ■鎮痛剤 ■風邪薬 ■常備薬

3.貴重品 ■現金 ■通帳・印鑑 ■健康保険証 ■免許証 ■重要書類 ■緊急連絡簿

4.衣類等 ■下着 ■上着 ■靴下 ■ハンカチ・タオル ■軍手 ■雨ガッパ ■防災頭巾

5.雑貨 ■懐中電灯 ■ローソク ■ライター・マッチ ■携帯コンロ ■缶切り・栓抜き ■ロープ・レジャーシート ■ティッシュペーパー ■生理用品 ■携帯ラジオ ■予備電池 ■携帯充電器 ■歯ブラシ ■歯磨き粉

(10)自衛消防組織の役割について

1.自衛消防組織とは…自衛消防組織は、消防法第8条、消防法施行令第1条第2項、及び消防法施行規則第3条第1項において居住する者の数が50人以上(複合用途型の建物の場合は30人以上)のマンションでは、編成が義務化されています。「自分のマンションは自分達で守る」という防火管理の基本精神のもと、火災発生と同時にマンション住民の総力をあげて、通報・初期消火・避難誘導などの自衛消防活動を目的としています。

 

2.防火管理者の設置…マンションは、多くの人が居住する建物の為、消防法では防火対象物に指定され、上記1同様に居住する者の数が50人以上(複合用途型の建物の場合は30人以上)のマンションの場合は、防火管理者を置くことが義務付けられています。

 

3.防火管理者の業務…防火管理者が行うべき主な業務は、下記の通りです。

 ①消防計画の作成及び届け出

 ②居住者への火災予防対策及び火災発生時に居住者が行うべき行動の周知

 ③居住者に対する消防(通報・消火・避難)訓練の実施計画の作成及び参加の呼びかけ

 ④居住者に対する消防訓練の実施

 ⑤共用部分における消防設備等の点検及び維持管理

 ⑥管理員室や集会室等の共用部分の火気の使用又は取扱いに関する監督

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4.自衛消防組織の役割…自衛消防組織の役割は、下記の通りです。

 ①隊長・・・・・・・・・・防火管理者

 ②指揮係・・・・・・・・隊長を補佐

 ③通報連絡係・・・・119番の通報、居住者へ火災等の周知

 ④消防隊・・・・・・・・初期消火活動

 ⑤避難誘導係・・・・避難器具等を利用して避難者の補助および誘導

 ⑥救護係・・・・・・・・負傷者の応急救護、救急隊との連携による負傷者の救護

 

5.管理組合の理事長及び理事会役員の業務…管理組合の理事長は、防火管理者及び防火管理担当者を選任し、理事長及び役員はその業務を補佐します。

 ①居住者に対する消防訓練の実施

 ②管理員室や集会室等の鍵の保管

 ③居住者名簿の作成・更新補助、保管及び災害発生時に活用

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6.居住者が行う日常の防火管理対策…居住者は、自己の責任において下記の対策を行って下さい。

 ①火気を使用する設備と器具、また消火器の保管・維持などの住戸内における火気管理

 ②たばこの喫煙後、吸殻の安全管理(エレベーター、階段等の共用部は禁煙)

 ③住戸出入り口防火戸の閉鎖機能の維持管理

 ④避難経路の確保の為、ベランダにおける避難障害となる物件を除去

 ⑤階段・通路等の共用部分における燃えやすいもの及び避難障害物となる物の除去

(11)居住者名簿の整備

1.なぜ、居住者名簿が必要なのか ☆居住者の安否確認や人命救助等の観点から、居住者名簿・緊急連絡先名簿が重要です。

 ①災害時、居住者の安否確認を行うため

 ②災害時、お体の不自由な方が一人暮らしをされている場合のサポートのため

 ③隣接住戸で火災等があった場合等の緊急連絡を行うため

 ④マンションが倒壊、一部損壊した場合の復旧工事決議を行うため

(12)防災備蓄用品一覧表

1.住戸内に閉じ込められた人を救助するための工具など ■バール ■油圧式ジャッキ ■ハンマー ■ノコギリ ■ペンチ ■スコップ ■救助用ロープ ■脚立 ■二連はしご ■バケツ ■散水ホース ■手袋 ■防塵マスク ■防塵メガネ ■ヘルメット ■延長コード ■その他工具一式

 

2.負傷者用対策に必要なもの ■医薬品 ■外傷救急手当用品 ■折りたたみ式担架 ■タオル ■毛布 ■衛生用品

 

3.建物応急処置 ■ベニヤ板 ■立ち入り禁止用ロープ ■カラーコン ■大型ビニールシート

 

4.居住者への広報 ■誘導に必要なもの ■ハンドマイク ■ホイッスル ■マジック ■ホワイトボード ■ガムテープ ■布テープ ■模造紙 ■コピー用紙

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5.避難生活に必要なもの ■発電機 ■ガソリン缶 ■投光機 ■テント ■コードリール ■仮設トイレ ■食料 ■水 ■トイレット ■ペーパー ■情報収集用の防災ラジオ ■小型テレビ ■携帯充電器 ■固形燃料 ■カセットコンロ ■台車 ■炊飯用具(■大なべ ■おたま ■缶切り ■紙皿 ■紙コップ ■割り箸 ■ラップ等) ■ポリタンク ■ロープ ■ゴミ袋 ■ライター ■虫除け用品 ■懐中電灯 ■乾電池

(13)防災備蓄用品チェックリスト

1.住戸内に閉じ込められた人を救助するための工具など ■バール ■油圧式ジャッキ ■ハンマー ■ノコギリ ■ペンチ ■スコップ ■救助用ロープ ■脚立 ■二連はしご ■バケツ ■散水ホース ■手袋 ■防塵マスク ■防塵メガネ ■ヘルメット ■延長コード

 

2.負傷者用対策に必要なもの ■医薬品 ■外傷救急手当用品 ■折りたたみ式担架 ■タオル ■毛布 ■衛生用品

 

3.建物応急処置 ■ベニヤ板 ■立ち入り禁止用ロープ ■カラーコーン ■大型ビニールシート

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4.居住者への広報、誘導に必要なもの ■ハンドマイク ■ホイッスル ■マジック ■ホワイトボード ■ガムテープ ■布テープ ■模造紙 ■コピー用紙

 

5.避難生活に必要なもの ■発電機 ■ガソリン缶 ■乾電池 ■テント ■コードリール ■仮設トイレ ■食料 ■水 ■トイレット ■ペーパー ■情報収集用の防災ラジオ ■小型テレビ ■携帯充電器 ■固形燃料 ■カセットコンロ ■台車 ■ロープ ■ゴミ袋 ■ライター ■虫除け用品 ■懐中電灯 ■炊飯用具(大なべ、おたま、缶切り、紙皿、紙コップ、割り箸、ラップ等) ■ポリタンク

(14)近隣住民・地域とのコミュニケーション

1.マンション内のコミュニケーション…震災発生時にはお互いの助け合いが大切になります。そのためにも日頃から近隣住民や地域とのコミュニケーションが必要となります。管理組合主催のイベントを行う事で、お互いに会話をする、食事をする、というような事から居住者同士のつながり、連帯感が深まりコミュニティが醸成され、住みやすいマンションとなります。イベントのほか、管理組合の広報誌、ホームページ等もコミュニティ形成に役立ちます。

 

2.地域とのコミュニケーション…マンションは社会的資産であるため、管理組合とマンションの所在する地域のコミュニティが重要です。町内会、自治会のイベントとマンションのイベントを融合させて地域との連携を強めることにより、地域への貢献が広がります。

(15)災害時の避難場所

1.避難所・避難場所について

横浜市では、横浜市避難ナビが用意されており、これをインストールすることで個別の対応検討が可能になっています。

防災/広域避難場所の地図は、こちらから確認/入手することができます。

防災拠点・・・小学校の受け入れ可能人数は少なく、生活備蓄は各個人責任です。(広域避難場所でも同様)

 洪水のとき

  広域避難場所…慶應義塾大学

  地域防災拠点…駒林小学校

 大地震のとき

  広域避難場所…慶應義塾大学

  地域防災拠点…矢上小学校

(16)緊急時の連絡先

1.災害伝言ダイヤル「171」

☆ 伝言録音は 171 → 1 → 市外局番からの電話番号

☆ 伝言再生は 171 → 2 → 市外局番からの電話番号

 

2.緊急連絡先

 ①日吉消防出張所 TEL: 045-563-0119

 ②港北警察署 TEL: 045-546-0110

 ③中原区役所 TEL: 045-540-2323

 ④横浜市水道局 TEL: 045-847-6262

 ⑤東京電力カスタマーセンター TEL: 0120-995-5772

 

3.日本ハウズイング株式会社 横浜第二支店

「045-411-8111」(朝9時~夕方5時)

(17)停電に備えて

1.マンションにおいて、停電時に予想される事項

(共用部分)

火災報知機 ...停電中に火災が発生しても、火災報知機が作動しない場合があります。万一、停電中に火災が発生した場合には、119番通報をお願いいたします。また、日頃より、消火器等の所在確認をお願いいたします。

 

共用廊下/ 共用階段等 ...非常用照明がある場所は、内部のバッテリーにより点灯が維持されます。(20~30分間)バッテリー消耗後は照明が消えますので、懐中電灯のご準備をお願いいたします。

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(専有部分)

水道 (トイレ) ...断水時に水栓を開けたままですと、復旧時に水が流れだし、漏水につながる可能性があります。停電時や断水時には、必ず台所・洗面所・お風呂場・洗濯機等の水栓が閉まっていることをご確認ください。断水に備え、飲料水の買い置き、水の汲み置き等をお薦めいたします。特に、トイレはタンク内の水が空になりますと、流すことができませんのでご注意ください。また、断水終了後は「にごり水」が発生する可能性があります。断水後、水道を使い始める際は、しばらく水を流してにごりを除いた上でご使用ください。

 

ガス給湯器 ...停電により、ほとんどの機種が使用できなくなりますので、ご注意ください。

 

ガスコンロ ...使用可能な機種もありますが、一部の高機能コンロは使用できない可能性があります。使用中に停電した場合は、慌てずつまみを「閉」に戻し、ガスが確実に止まっていることをご確認ください。換気扇が作動しませんので、ガスコンロをご使用する場合には窓を開ける等、換気に十分ご注意ください。

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換気扇 ...停電の際は換気扇が作動しないため、ガスコンロ、ガスストーブ、石油ストーブ等換気が必要な機器の使用は大変危険です。停電中に使用する場合には、定期的に窓を開ける等換気に十分ご注意ください。※ガス漏れ警報機も作動しません。換気が不十分ですと、一酸化炭素中毒になるおそれがありますので十分ご注意ください。①家電製品 (コンセント接続)  ②充電式・電池式以外のものは使用できなくなります。冷蔵庫内の食品の傷みや、冷凍庫内の解凍による水分流出に注意が必要です。電熱器具(アイロン・ドライヤー等)を使用中に停電が発生した場合は、コンセントから必ずプラグを抜いてください。(通電の際、出火の原因に繋がります)また、パソコンは、使用中に停電が発生しますとハードディスクをいためてデータが消失する場合もありますので、十分ご注意ください。

 

照明器具 ...不点灯となりますので、懐中電灯等が必要となります。電池が必要なものは残量にご注意いただき、予備電池もご準備ください。ろうそくは火災原因となるおそれがありますので、極力ご使用をお控えください。

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テレビ ...視聴できなくなります。また、録画予約している場合は、再セットが必要な機種もありますのでご注意ください。

 

電話 ...コードレス電話等、電源を必要とする電話機を使用している場合は、停電中発着信ができなくなります。また、「ひかり電話」「IP電話」等も使用できなくなります。

 

インターネット ...各社のインターネット回線装置が停止し、インターネットに接続できなくなりますのでご注意ください。

※各マンションにより諸設備が異なるため、予想される事項等に差異がございますので、あらかじめご承知おきください。

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2.日頃から用意しておきたい防災用品

食料・飲料水 ...食料は、かさばらず、保存性のよいものをご準備ください。(■レトルト食品 ■缶詰 ■ビスケット等)飲み水は、1人1日3リットルは必要と言われています。 ※食料・飲料水は3日分程度ご用意することをお薦めします。

 

医薬品 ...■消毒液・ばんそうこう等応急手当品の他 ■風邪薬 ■胃腸薬 ■現在服用中の薬等をご準備ください。

 

日用品 ...■タオル ■洗面用具 ■ウエットティッシュ ■トイレットペーパー ■生理用品 ■簡易トイレ ■紙おむつ ■ビニール袋 ■ライター ■乾電池 ■割り箸 ■皿 ■紙コップ ■缶切り ■ナイフ等

 

衣料品 ...■軍手(手袋) ■帽子 ■雨具 ■毛布

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その他の必需品 ...■懐中電灯 ■ラジオ(電池式) ■ビニールシート ■筆記用具 ■卓上コンロ ■ガスボンベ ■固形燃料 ■調味料 ■新聞紙(シート代わりや防寒に利用)等

※備蓄品は、定期的に点検・交換することをお薦めします。

 

3.節電について

冷蔵庫 ...冷蔵庫の設定温度は、適温設定にお願いいたします。中身は詰め込みすぎないようにしてください。また、整理整頓し無駄な開閉は減らしてください。

照明・テレビ ...不要な照明や見ていないテレビは、こまめにお切りください。

コンセント ...使用していない電気製品はコンセントからプラグを抜いておいてください。